サッカーの生い立ち Episode3
～サッカー高校生～
本当に高校でのサッカーはきつかった…。体力に多少自信があっても走り込みが多い、何よりサッカーのイロハを知らなさすぎた😱
本当に運の良いことに先輩のGKが国体のメンバーに入るくらいの選手で、様々な事を教えて頂いた…特に本格的にGKを教えてもらうのが初めてだった分、変な癖もついていない更地のようなGKだったので良いことだけを吸収できたと思いますね。
それが今のGK指導にも活かされていると思いますし、本当に良い出会いをしたと思います…余談ですが個人的に高校生年代でこの先輩より上手いGKを見たことがない、と感じるほどシュートも全て止める、ハイボールも強い、キックも正確…お手本だった…🥺
～キャリアをスタートしましたが…～
GKの技術はその先輩のお陰でついたと思いますが、それだけでは成り立たないのがGK。ゴールキックが飛ばない。。蹴り方が分からない。。。パントキックは誤魔化せてもプレースキック(地面に置いてキック)は誤魔化せない。高校生の身体なので多少は浮いてもどこに飛ぶか分からないレベルです😵
実践形式のゴールキックは本当に辛い瞬間だったなぁ…笑
シビレを切らせた先輩が『俺が蹴る』とセットしたときに別の先輩が『GKの練習にならんからGKに蹴らせろ』といい私に任せたの事、ポジションに与えられる責任感の重さを痛感しましたね🤔
その辺りから練習後の自主練習は基本キック練習ばかり。学校が終わるのが15時半頃だっけ？16時に部活が始まり18時に終わる。そこから19時までひたすらボールを蹴り、19時半の電車に乗って帰る。違う、鳥取は汽車か…🚂
そんな毎日を過ごし、週7でサッカーをしていました。
～後悔～
当時の自分にはシュートを止めることと、ゴールキックを遠くへ飛ばすことしか考えていませんでしたが、今思えば自主練習の時間くらいフィールドプレイヤーに近い練習をするべきだったと思いますね。
キックばかり練習していた甲斐もあって、高2の時にはパントキックチームで1番遠くへ飛ばせる、ゴールキックもギリギリでハーフウェーラインくらいまで飛ぶようにはなりましたけど。
もっとパスを受ける、さばく技術も身につけておくべきだったと思いますし、自分の身体能力を活かしたプレースタイルも身につけるべきだったなと🤦
小4の時には独学でバック転程度は出来てましたし。反射神経を活かすなら取るべきGKのポジションも違っただろうし、相手の裏のボールももっと先に処理できたと思いますし、、
言い出したらキリがない笑
～立ち位置～
細かく述べすぎるとどえらくなるので高3の頃から。勿論最終学年です。同級生のGKが3人、1学年下に1人、2学年下に1人の計5人がポジションを争っている状態でした。自分以外の4人は中学時代やその前からのGK経験者です。
まず後輩達に負けている感覚はなく、、偉大な先輩の技術を教える側ではありましたが、、、基本は第3GK…
高2の時から先輩越えてスタメンで出ていたJくん、やる気あまりないけど中学時代の100mのタイムが地区ナンバーワンだったTくん、そして質はともかく自主練習の量は1番と思い込んでるKくん(ワタクシ)でした。
1つの遠征にGKを3人帯同させることはほぼないので、遠征時はBチームのスタメンって状態でしたね。またBチームのキャプテンを任される事もあったので人間的な信用は得ていたのでしょう…
また高3春の県大会で準優勝し中国大会に出場、初戦突破、2回戦突破、準決勝敗退、3位決定戦勝利、と中国地方3位という初の成績も残しチームの勢いはかなりあったと思います。
ベンチでずっと試合を盛り上げていた立場ですが！
そして、その後の夏のインターハイ予選は準決勝敗退…受験勉強などの理由で一部の選手はこのタイミングで引退します。自分は勿論引退せず。サッカーがしたくて入学した八頭高校やからね！
そのインターハイ予選の敗退と同時に2番手GKだったTくんも引退し、追い越せぬまま悔しさも感じながら自動的に2番手GKになったのでありました。
遠征もAチームとして動くので自然と対戦相手やら、競技レベルが上がったことを体感出来たのも良い刺激になりました。国見遠征に2回参加できたことも懐かしいですね…
そんな第2GKという立場は練習試合等でよく任される役回りがあります。
続く…
Contents by ORODINHO
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