サッカーの生い立ち Episode2

自伝

~もっとサッカーがしたい!~

中学1年生で好きなサッカーチームができ、サッカーが好きになり、その頃は遊びもサッカー、体育のサッカーは自己流でGK、半袖半パンの体操服でも横っ飛びしまくる、とにかくサッカーが、GKがやりたかった…

そんな中さっきの年間2勝の話の間の部分ですがサッカーを少し習う機会が作れました!

サインをよく貰う選手の内の一人、山田健太選手です。

よく絡む自分達の事を覚えてくれていて『名前は?』って聞かれて答えては次の試合で絡んだときには名前を呼んでくれるような選手でした。

そんな試合後の客席とピッチ間の話の中で、

地域にサッカーを習う場所がないという話から『こっちに出てきてくれたら一緒にサッカーさせてあげるよ!』という展開になり

兄が携帯番号を教えてもらいやり取りを進める事になりました!

~ミニサッカー教室~

その山田健太さんの職場はSC鳥取のホームスタジアムでもあるバードスタジアムでした。

年中綺麗な天然芝の広がるサッカー専用の素晴らしいスタジアム⚽️

なんとそこでサッカーができるという…しかもボランティアで…

私や兄,友人のサッカー好きなサッカー素人中学生6名程度でバスを乗り継ぎスタジアムへ

プロサッカー選手も使うロッカールームで着替えて同じくプロサッカー選手が使用するピッチで、僕らの為だけのサッカー教室です😢

たまにサッカー経験者の女子チームの方に混ぜて貰ったり社会人チームに混ぜて貰うこともありましたが…

練習というよりはサッカー遊びに近かったかもしれません。しかし現役の選手と一緒に天然芝の上でボールが蹴れる!何より本格的にサッカーを始められた感覚があり幸福感しかありませんでした!

月に1回あるかないかくらいの頻度でしたが教えてもらったことを家の庭で実践してみたり、とにかく全てが新鮮で楽しかった…

~意識改革~

サッカーの割合が増えても本格的に行うのは部活の野球です⚾️

更に中学2年になる頃に兄は高校へ。兄は勿論サッカー部。

当時鳥取県東部地区では敵無しの八頭高校でした。

※ちなみに当時の顧問は現役のSC鳥取の選手…

兄から色々と部活の事を聞かされ、たくさん走るとかどうとか。

そこで中2から野球部やけどももっと本気に、中1までちんたら走っていた強制参加の駅伝練習も本気で、できるだけ体力をつけようと。

強い八頭高校で頑張るために体力をつけようと。。

その甲斐あって中1の時の1,000mのタイムは全力で4分ちょうどくらいという全然体力戦無いマンでしたが、

中2の時には駅伝のバックアップメンバーに入り(陸上部が無いので体力がある人が駅伝メンバーに入る感じです)

中3の時には駅伝ランナーとして第2区間を任された事も自信になっていたと思います。

野球部の卒部式でも顧問の先生から『チームで一番声を出していたと思います』と様子を紹介してもらったり、ちょっとした自信を高校での部活に繋げる準備をしていました。

(野球部の引退試合は1番セカンド⚾️)

部活引退後は受験勉強、走り込み、ボールを遠くへ飛ばす練習、兄とGK練習…

こればかり行っていた気がします。

これがまずかった…いや悪い訳ではないけど賢くなかった…

~必要なモノ~

高校でGKをする!部活の走り込みについていく!

そればかり考える事しか出来なかったので当時の自分には【飛んできたシュート止めたらそれでええやろ!】くらいしか頭にありませんでした。

ボールコントロールは?周り見る癖は?パス精度は?

サッカーをするにあったて必要な、基本的な要素がほぼありませんでした。

あと自分の武器も理解していなかったと思います。ジャンプ力が高いこと、反射能力が高いこと…

志望通りの八頭高校に入学し、サッカー部に入るまでは良かったですが壁だらけでした。

自分と同じく高校から本格的にサッカーを始める仲間もいましたが殆どはサッカー経験者。

知らない言葉も飛び交い…

難しくても、走り込みがキツくても毎日サッカーができる環境が幸せでした。

続く…

Contents by ORODINHO


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